エビングハウスフセンのおすすめの使い方や、効果抜群の復習方法についてご紹介していきます!
勉強して暗記したつもりが、1ヶ月後にはほとんど覚えてない! なんてことはありませんか?
また同じだけの勉強をすると思うと時間がもったいないですよね。
今、復習のタイミングを可視化することができ、効率よく反復学習できると「エビングハウス付箋」が大人気なんです!
女子高校生が考案して作り上げたという「エビングハウスフセン」がメディアにも取り上げられ話題となっています。
渋谷の雑貨店では1か月で2000個以上売り上げたそうですよ♪
この記事では効率よく勉強したい方必見!考案者さんから伝授していただいた、エビングハウスフセンのおすすめの使い方や、効果抜群の復習方法を写真付きでご紹介していきます!
エビングハウスフセンの使い方
「エビングハウスフセン」は、エビングハウスの忘却曲線を基に復習するタイミングを可視化して効率的に学習できる付箋です。
人の記憶は、時間が経つと忘れてしまうものですよね。
エビングハウスの忘却曲線の理論を活用した「エビングハウスフセン」を使えば、効果的な復習のタイミングがわかり、効率良く覚えられるのですべての学生さんにおすすめしたいくらいです♪
ではさっそく、使い方を詳しく説明していきますね。
エビングハウスフセンの使い方:勉強する
エビングハウスフセンには1つの付箋に4つの数字が書かれています。
すべて日付です。
一番下の数字が勉強した日付。
上3つの数字は復習する日で、上から順番に翌日、1週間後、4週間後の日付が書かれています。
写真でいえば
- 1日→勉強した日
- 2日→勉強した翌日
- 8日→勉強した1週間後
- 29日→勉強した4週間後
勉強した当日の日付が書かれた付箋を見つけて、勉強したノートや参考書のページに貼ります。
エビングハウスフセンの使い方:復習する
付箋を見れば、復習する日は一目瞭然!
上から順番に付箋に書かれた日にちに従い復習していきます。
そして復習が終わったら日付をカットします。
上記の写真では翌日2日に勉強し、復習したら「2」の部分をハサミでカットしました。
エビングハウスフセンにはミシン目があるものとないものがあります。
付箋を貼ったノートなどをカバンに入れて持ち運ぶ方は、ミシン目がちぎれたりする事もあるので、ミシン目がないハサミで切るタイプの付箋がおすすめです。
お好みで使い分けてくださいね。
エビングハウスフセンの使い方:復習を終えたら
学習した「1日」から1週間後の「8日」に復習したらまたカットし、4週間後の29日に復習すれば、短期記憶から長期記憶へとエビングハウスの忘却曲線に沿って効率のよいタイミングで学習できます。
エビングハウスフセン効果抜群おすすめの使い方
エビングハウスフセンは、勉強した日に付箋を張るだけで、お子さんでも自分ひとりで簡単に復習する日を管理できます。
では、考案者さんから伝授していただいた、エビングハウスフセンのおすすめの使い方や、効果抜群の復習方法を写真付きでご紹介していきますね!
テストを入れるボックスをいつもリビングに置く
テストにエビングハウスフセンを貼って、間違えた問題を解き直します。
テストを入れるボックスをいつもリビングに置いておくと、習慣化しやすいですよ!
100点のテストは復習はせずに、普通の付箋を貼ってわかるようにしておきます。
エビングハウスフセンを間違えた問題に貼る:1回目は赤
過去問の間違えた問題を解き直します。
1回目に間違えた問題は赤でチェックし、エビングハウスフセンの復習のタイミング翌日、翌週、4週間後に間違えた問題を解き直していきます。
エビングハウスフセンを間違えた問題に貼る:1週間後は青
過去問の間違えた問題を解き直します。
翌日に問題を解き、不正解の場合は翌々日にも見直します。
さらに、1週間後に不正解の場合(上記の写真の場合11日)は青でチェックしてエビングハウスフセンを再度貼り、付箋のタイミングで解き直していきます。
エビングハウスフセンを間違えた問題に貼る:4週間後は緑
過去問の間違えた問題を解き直します。
4週後に赤でチェックした問題を解き直します。
翌日と1週間後には解けたのに4週間後に解けなかった、ということもありますよね。
4週間後に解けなかった問題は緑でチェックし、緑のエビングハウスフセンを貼ります。
エビングハウスフセンの考案者さんによると、この緑チェックの問題を緑エビングハウスフセンのタイミングで解き直すと、記憶の定着率が高いと感じているそうです。
エビングハウスフセンの効果は?
エビングハウスフセンを使うと効率的な学習ができるのか?
効果があるのか気になりますよね!!
エビングハウスフセンは、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの研究や、カナダのウォータールー大学の研究結果をもとに考案されました。
エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが提唱した、忘れるまでの時間の経過と記憶の関係を表したグラフのことです。
考案者さん自らが使用しながら改良を重ねて作り上げ、同級生120人にもエビングハウスフセンを試してもらい、意見をいただき参考にしたそうですよ!
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが行なった実験の結果によると
1度勉強した日を100%とすると
- 20分後 :42%を忘れる
- 1時間後:56%を忘れる
- 1日後 :74%を忘れる
- 1週間後 :77%を忘れる
- 1ヵ月後 :79%を忘れる
時間が経つほど忘れてしまうことを、実験結果で示していますね。
エビングハウスの忘却曲線に関連するカナダのウォータールー大学の実験結果では
学習をしてから24時間以内に10分の復習をすると、記憶がほぼ100%に戻り、さらに1週間後には5分の復習、1か月後には2~4分の復習をすることで、さらに定着度合いが上がる。
という研究結果があります。
一夜漬けのテスト勉強では身に付かないことも納得ですね!
ぜひエビングハウスフセンを使って自分の学習の効果を試してみてください♪
エビングハウスフセンの使い方や効果抜群おすすめ復習方法まとめ
エビングハウスフセンのおすすめの使い方や、効果抜群の復習方法について写真付きでご紹介しました!
いつ勉強したのか把握でき、復習するベストなタイミングはいつなのかハッキリ可視化されるので、とっても画期的なフセンです!
暗記が苦手という方や受験生に!ぜひ使って記憶の定着を実感してみてください!
日々の学習に、記憶力アップに役立ててくださいね。
\エビングハウスの忘却曲線を応用し復習のタイミングを分かりやすく示した問題集/
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