9月1日は防災の日です。
首都圏では今後30年以内に約70%の確率でマグニチュード7クラスの大地震が起こると予想されています。
そして台風シーズンになると、風や雨による災害が多発し各地で甚大な被害が出ています。
そうした中、被災地で心配されるのが新型コロナウィルスの影響です。
コロナ禍で防災グッズ備蓄品リストを見直す方も多いのではないでしょうか。
災害時でも新型コロナに感染しないように自宅でも避難所でも役立つ衛生用品を準備することが必要ですね。
今回は看護師の資格を持ち東日本大震災を始め、多くの被災地で救命救護を行なってきた国際災害レスキューナースの辻直美さんがおすすめする避難所でも自宅でも役立つ7つの衛生用品についてご紹介します。
コロナ禍に備えておきたい災害時に役立つ購入しておきたい衛生用品についてまとめます。
防災の日をきっかけにするなどして、コロナ禍で役立つ防災グッズ備蓄品リスト・衛生用品の見直し、購入に役立てられればと思います。
防災グッズ備蓄品リスト:7つの衛生用品
災害時でも新型コロナに感染しないように自宅でも避難所でも役立つ衛生用品を準備することが必要です。
国際災害レスキューナースの辻直美さんがおすすめする7つの衛生備蓄品をご紹介します。
防災グッズ備蓄品リスト【衛生用品】 消毒液
コロナ禍では必須アイテムの消毒液。
必ず準備しておきたいですね。
防災グッズ備蓄品リスト【衛生用品】 不織布マスク
最低でも備蓄しておきたい不織布マスクの量は災害時のちりやほこりも防ぐため、1人1箱(50枚)は準備しましょう。
防災グッズ備蓄品リスト【衛生用品】洗えるマスク
災害時には不織布マスクの購入が難しくなる可能性もあるため、洗えるマスクも1人2枚以上は準備しましょう。
防災グッズ備蓄品リスト【衛生用品】 固形石けん
液体石けんより固形石けんの方がおすすめです。
さらに感染対策として固形石けんをカッターで細かく切って、1人1かけの石けんを使うことで感染リスクを減らすこともできます。
もし石けんがなくなってしまった場合は、水道が使えるのなら流水で30秒以上洗うだけでも細菌やウイルスがかなり落とすことができます。
またボディーソープや食器用洗剤でも界面活性剤入りならば代用することが可能です。
固形石けんはおすすめですが状況に応じて液体石けんでも、あるもので対応できれば良いそうです。
防災グッズ備蓄品リスト【衛生用品】 逆性石けん
逆生石けんとは殺菌消毒を目的としていて薬局などで購入することが可能です。
水道水で薄めて使うことができて長持ちする事も特徴です。
防災グッズ備蓄品リスト【衛生用品】マウスウォッシュ
断水した時は歯磨きの代わりにマウスウォッシュを使うことができます。
避難所では睡眠の質が低下して寝ている間は口呼吸になりやすく、乾燥することで口の中の細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
マウスウォッシュは殺菌効果も期待でき菌の繁殖を抑えることができます。
防災グッズ備蓄品リスト【衛生用品】使い捨て手袋
災害ゴミや簡易トイレなど衛生的に気になるものを触る時や、断水などでなかなか手が洗えない時に役立ちます。
衛生用品以外に役立つもの
衛生備蓄品以外に役立つものがあります。
【衛生用品以外に役立つもの】
- 新聞紙
- ペットシーツ
犬や猫のトイレ用吸水シートで100枚1000円~1500円で購入できます。
ペットを飼っていないご家庭でも持っていて損はない万能アイテムです。
災害時のペットシーツの活用法
ペットシーツは断水時に簡易トイレとして使えます。
1.便器にゴミ袋を2枚重ねてセット
2.その中にペットシーツを敷く
3.新聞紙をちぎって入れれば完成
用を足した後は内側のゴミ袋を1枚分取り出して回収します。
次にトイレを使う時は、また内側にゴミ袋をセットします。
シートは成人男性の尿の1回分も十分吸収してくれて、新聞紙が排泄物を隠して臭いを軽減します。
1回あたりおよそ15円で簡易トイレができます。
その他ペットシーツは簡易トイレ以外にも利用できます。
1・ペットシーツに水を含ませる
2.ビニール袋に入れる
3.2をハンカチで包めば簡易的な氷のうになります。
※同じように水の代わりにお湯を入れれば湯たんぽにもなります。
クーラーが使えない時の熱中症対策や冬の寒さ対策として覚えておくと役に立ちます。
防災グッズ備蓄品リスト 衛生用品は何日分必要?
これらの衛生用品は何日分ぐらい揃えたら良いのでしょうか?
答えは3週間分必要です。
衛生備蓄品がなぜ3週間分必要なのかというと、災害の復旧にはガス・電気・水道・交通など復旧に時間がかかります。
量に余裕を持って備蓄すればゆとりを持って過ごすことができるので、3週間分の備蓄をすることがおすすめです。
防災グッズ備蓄品リスト【衛生用品】コロナ禍で見直し購入したいものまとめ
コロナ禍で見直し購入したい衛生用品についてまとめました。
避難所でも自宅でも役立つものばかりですので、コロナ禍にぜひ備えておきたい防災グッズ備蓄品リストに加えてみてはいかがですか。
今からしっかり備えておきましょう。
▼コロナ禍で震災が起きた時どうやって生き抜くかを徹底解説!
コメント